目標(教育方針)

1)独り立ちの開始

 多くのお子様とお母さまにとって離れて過ごす初めての経験です。ご心配もあるでしょう。お子様ができるだけ自然に、そして安心してクラスにけ込めるよう、RS Englishが全力でサポートいたします。

 

ご両親への一言:

- 学校に着くまでの時間、出来るだけ多くのことをお子様とおしゃべりしてください。 例えば、途中で目にする木々や車など、今日の楽しみなスケジュール、 お迎えの時間など。そうすることでお子様も安心し、心の準備ができます。一人か二人の特定のお友達の話をすること。これによって、子どもの気持ちは高まっていきます。

-お子様が日々成長し、いかに逞しくなっているかを言葉で伝えてあげてください。お子様にとっての強い励みになります。

- お母さまがお子様と一緒に先生やお友達に挨拶していただくことで、子どもにとっての模範となります。

-学校でできたよい行儀をご自宅でもできたら、是非ほめてあげてください。

2)幼少期の成長

お子様はまだ小さくても、周りの世界と相互に関わりながら学び、成長していきます。手を使って色を塗ること、紙を切ったり絵を描くなどの微細運動技能、友達との遊び、トイレスキル、行儀のよいお食事の仕方など。

3)あたらしい環境と友達づくり

 言語は、周囲の人に自分の考えや感情を伝えるための手段となります。英語を話すことは子どもにとって楽しい遊びであり、自由を感じ、共に冒険をしているような感覚を覚えます。友達作りは子どものパーソナリティーを形成するためにも重要なことです。

 

  *一つのおもちゃを共有すること(貸したり借りたり、一緒に遊ぶ など。   大人のサポートが必要となります。)

 

  *興味を持ったことへの励まし・動機づけ:「お絵かきが好きなのね!絵を描いてくれるかな?」 「お絵かき(その他何かをすること)がとても上手だね。お友達に描き方を教えてくれるかな?」

 

  *年長のお子様に、小さいお子様への手助けをお願いすること

4)創造力

紙、絵の具、クレヨン、のり、テープ、木材、フェルトなどの材料を使って創造性、独創性を育みます。また、季節に応じたプロジェクト活動のカリキュラムによって、自然の世界への関心を引き出します。

未完成・未整理のプロジェクト(例えば、ブロック・パズルなどを完成させたい本能を人は持っています。ひとたび始めたら、子どもが取り組むことは容易なことです。

5)運動能力と問題解決能力

手や目を使ってパズルを解くことは、将来にわたって子どもたちが問題を理解し解決する能力を育みます。ボタンをはめること、はさみを使って切ること、何かのマネをすることなど、大人にとっては簡単なことでも子どもたちにとっては難しいものです。子どもたちが能力を高めるよう励まし、必要に応じて優しくアシストします。

6)数字と科学

数を数えること、カレンダー、植物、動物などに親しむことで、子どもたちは身の回りの世界を学んでいきます。なぜ手を洗うことが必要かを知ることで自然に科学を学び、自分でできるようになります。自分の年齢を言ったり、今日のクラスのお友達の人数、遊んでいるおもちゃの数を数えることで、数字を学びます。

7)日本語

こどもの日、七夕など、日本の文化・習慣をお子様と一緒に楽しむことで、世界の中での日本人としてのアイデンティティーを身に付けます。

4歳児以上かつ4/週以上通学お子さまには、日常会話を始め、ひらがな、カタカナの読み書きなど学べる機会を持ちます。

8)リスニング(聞く)とスピーキング(話す)

リスニングとスピーキングは表裏一体の関係にあります。高いリスニング力は話すことに役立ちます。 聞くことと話すことから実に多くのことを学び、互いの存在を認めること(= Respect)に繋がります。聞く力・話す力が言語習得の第一ステップであり、英語の環境にさらされることがお子様にとって極めて有効な手段となります。

9)リーディング(読み)とライティング(書き)

小さな子供は、手を使って図形を描くことに興味があります。最初は(アルファベットの)文字が何かの形として目に映り、文字と発音、発音と言葉が次第に関係づけられるようになります。反復して学ぶことでアルファベット、そしてそれらが持つ意味を理解していきます。